平均年収はあてにならない — 129職種すべてで、平均は中央値より高かった
2026年09月05日
求人サイトでも転職サイトでも、載っているのはたいてい「平均年収」です。けれど平均は、一部の高い人がいるだけで簡単に釣り上がります。実際にどれくらいズレるのかを公的統計で確かめました。
結果:例外は1つもなかった
調査対象が2万人以上いる129の職種すべてで、平均は中央値(ちょうど真ん中の人の額)より高く出ました。 129分の129です。つまり「平均年収を見て自分と比べると、たいてい自分のほうが低く見える」構造になっています。
看護師の平均(所定内給与・月)
33.0万円
看護師の中央値(同じ物差し)
31.5万円
差
1.4万円
差が大きい仕事
ズレ方は職種によってまったく違います。差が大きいのは、少数の非常に高い人がいる仕事です。
| 職種 | 平均が中央値より高い額(月) |
|---|---|
| 経営・金融の専門職 | 12.7万円 |
| 公認会計士・税理士 | 10.6万円 |
| 医師 | 9.5万円 |
| 保険営業 | 8.9万円 |
| 編集者・記者 | 7.2万円 |
| 電気・電子エンジニア | 7.0万円 |
| ITコンサルタント・システム設計 | 5.5万円 |
| 販売関連職 | 4.8万円 |
どう読めばいいか
自分の給料が高いか低いかを知りたいときは、平均ではなく中央値と、できれば下位10%・上位10%まで見てください。 このサイトでは職種のページに必ず中央値と分布を載せています。
出典:厚生労働省「令和6年(2024年)賃金構造基本統計調査」を加工して作成。調査対象が2万人以上の129職種を対象に集計しています。